2011-08-06

ubuntuでwindowsキーを使ってすばやくプログラムを起動する。

数年前から何度もインストールして遊んでみては諦めるという事を続けてきたLinux。今年の6月からubuntuをインストールしたノートPCを持ち歩き用兼サブノートにインストールして使い始め、ようやく慣れてきました。古参ユーザーからは厳しい評価も多いunityですが、プログラム名さえ覚えていればwindowsキーでランチャーを呼び出してタイプして、アイコンを選んで起動できます。今までどうしても馴染めなかったUIですが、初心者にとって間口の広いUnityのおかげで使う気になれたのだと思います。

ただ、Windowsで使い慣れたプログラム起動方法が使えず、Unity2Dを入れても軽快感がいまひとつのunityは私にとって問題です。いろいろとランチャープログラムを試しましたが、ホットキーで起動して、プログラム名などをタイプして最後にEnterキーを入力するタイプのものです。最後にEnterキーを押さないといけないのはとても不満です。

そこでWindowsで使い慣れた方法を再現することにしました。LXDEというデスクトップ環境にして、キーバインドとメニューをカスタマイズすれば実現できそうだということで試しました。結果は大満足。

まずUnityにかわってLXDEを導入します。

Ubuntuソフトウェアセンターで「LXDE」で検索してインストールを選びます。

インストールが完了したら、一旦ログアウトして、LXDEでログオンし直します。

LXDEで起動したら、キーバインドを編集します。

Windowsキーを押しながら[E]キーでエクスプローラーを立ち上げるように操作すると、PCManFMというファイルマネージャーが起動します。

/home/(ユーザー名)/.config/openbox にある lxde-rc.xml を編集します。アイコンを右クリックしてgeditなりleafpadなりエディタで開きます。

読んでみるとなんとなく理解できます。キーバインドをひとつ追加してみましょう。Windowsキーは大文字のWでも良いのですが、なんとなく"Super_L"にしました。Windowsキーを押したらroot-menuを表示しようというわけです。

<keybind key="Super_L"><action name="ShowMenu"></action>
</keybind><menu>root-menu</menu>

追加したらxmlファイルを上書き保存します。

Windwosキーを押してメニューが表示されますか?

デスクトップを右クリックして、「デスクトップの設定」を選び、「高度な設定」タブにある「デスクトップをクリックしたときウィンドウマネージャのメニューを表示する」にチェックを入れて「閉じる」で閉じます。
次にデスクトップを右クリックすると、メニューが表示されます。このメニューをWindwosキー一発で表示して、カスタマイズすることになります。



●メニューを編集する

/usr/share/lxde/openbox をPCManFMなどで開いて、menu.xmlを編集するのですが、root権限が必要です。
 ツール > 「rootユーザとして現在のフォルダを開く」を選んでからxmlファイルのアイコンを右クリックしてエディタで編集します。

または、[Ctrl] + [Alt] + [t] で端末を起動して、
  sudo gedit /usr/share/lxde/openbox/menu.xml
と入力します。

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