2011-10-24

Clonezillaを使ってみる

イメージバックアップソフト、ClonezillaでLubuntuを入れたノートPCのイメージをバックアップしてみます。

まずはClonezillaのisoをダウンロードしてCD-Rに焼きます。100MBちょっとなのでサクッと完了。


1スピンドルノートのUSB接続CD-ROMドライブに入れてCDドライブから起動。黄色い画面からデフォルトの選択肢のまま起動するかと思ったら途中でハング。引っかかっていると思われるエラーをOFFしてみます。

最初の選択肢で[TAB]キーを押してオプションを編集して改めて起動。


日本語を選んで、キーマップはいじらない設定で進むと、イメージ用のドライブをマウントさせるように表示されます。ここは日本語がちょっとわかりづらいので注意が必要です。

そのあとはすんなりとディスクイメージの書き込みとベリファイが完了しました。試しにUSB接続の外付けHDDを使いました。HDDはあらかじめLubuntu上でEXT4ファイルシステムでフォーマットしてあります。

イメージができたら、復元先のPCにUSB-CDROMドライブとHDDを接続しておなじ要領でオプションを編集してClonezillaをCDからブートします。さらに操作を進めてリストアを実行。

USB2.0接続のHDDですが、イメージ作成に25分、リストアには半分程度の時間がかかりました。


Lubuntu 11.10 ibus-mozcでインライン変換できない!? 解決。

Lubuntu11.10にアップデート。
ついでにキレイサッパリ11.04のクリーンインストールをかけて、11.10にアップデートしました。デフォルトのテーマもスッキリしていて気に入っています。

Firefox、Skype、VirtualBox、LibreOffice、mozcといった常用しているソフトをインストールした後に気付いたのが、「テキストエディタ以下インライン変換ができない」という問題。テキストエディタだろうがブラウザの検索ウィンドウだろうが関係なくウィンドウ左下に変換候補が表示されてしまいます。これではテキスト入力する気になれません。悩むこと約18時間…。

Lubuntu-desktopを導入して11.10にアップデートしていたUbuntuが入っているPCには現象が起こっていません。いろいろ調べるとgtk3のサポートがどうのこうのという情報を見つけました。

Synapticパッケージマネージャで関係ありそうなパッケージを探すと、問題のない方にはibus-gtk3というパッケージがインストールされているのを発見。

問題が出ているLubuntu機にこのパッケージを導入して再起動してめでたく解決しました。

2011-10-17

lxpanelctl runが不調

lxpanelctl runが動作せず。各所で現象が出てるみたいですが、あとで調べることにします。


一旦Ubuntuをインストールしてlxdeやlubuntu化していたマシンが不調。Lubuntu11.04をインストールしてバージョンアップをかけたマシンは問題なし。古い設定ファイルを上書きしなかったのがいけなかったのかも。

2011-10-16

lubuntuでメニューを一発編集できるようにしてみる

ubuntu/lubuntu 11.10からrootメニューの編集がラクになりました。
せっかくなので、キーボード操作で一発でメニューを編集できるようにしてみます。


menu.xmlにこんな項目を追加してみました。

<menu id="settings-menu" label="設定 (_S)">
<item label="rootメニュー編集(_M)"><action name="Execute"><command>leafpad ~/.config/openbox/menu.xml</command></action></item>
</menu>

これで[win] - [S] - [M] でメニューが編集できます。

llubuntu / lxdeでキーボード操作でシャットダウンしてみる

lubuntu-logout (lxdeを導入しているubuntuの場合はlxde-logout)で、シャットダウンダイアログを表示したときに、選択肢がカーソルでしか選べないように思っていて、ちょっと不便に感じていました。キーボードアクセラレーションのインデックスっぽいアルファベットが表示されていますが、キーを叩いても反応してくれません。これって[alt]を押しながら打てばよかったんですね。

というわけで、[win] → [U] → [alt]+[U] の順番にキーボードを操作してシャットダウンできるようになりました。





2011-10-15

lubuntuを11.10に

ubuntu11.04とlubuntu11.04がインストールされてるノートを11.10にアップデートしてみました。
windowsキーにバインドしてあるメニューがデフォルトに戻っていたので原因を調べると…

キーバインドのファイルが置いてある場所と同じ階層のmenu.xmlに割り当てられていたのを発見。

~/.config/openbox/menu.xml

キーバインドを設定してある下のファイルには、Windowsキーでルートメニューを表示するように設定してあります。
~/.config/openbox/lubuntu-rc.xml

11.10からはこのルートメニューの表示項目も同じ階層に移されているので、編集がラクです。

~/.config/openbox/menu.xml
を右リックしてleafパッドなんかで開いて編集すればok。


今まで終了画面を出すのに [Windowsキー]→[U]の順番にキーを叩いて終了ダイアログを表示していましたが、なんだかうまく動作しない模様。そこでlubuntu-logoutに切り替えたらok。
ubuntuでlxdeを導入している場合は、lxde-logout。







2011-08-22

bloggerにソースの例を貼り付ける




    <keybind key="Super_L">
        <action name="ShowMenu">
          <menu>root-menu</menu>
        </action>
    </keybind>

2011-08-21

Libre Officeのデフォルトの書式を変更したい

標準テンプレートってのを使うらしいよ。
http://help.libreoffice.org/3.3/Common/Changing_Default_Templates/ja

2011-08-10

InkscapeはIllustratorよりもパスの描画・編集がしやすい

Illustratorの操作が指先に染み付いたせいか、当初かなり使いにくいと思っていたInkscape。い違和感なく使えるようにIllustrator風へのカスタマイズも試しましたが、実はInkscapeはよく考えられた操作系を持っているらしいと気づいてからは、カスタマイズせずにデフォルトのまま慣れた方がいいという結論に至りました。思い返せばIllustratorに初めて触れた時もAdobe製ツールの独特の操作系にブツブツ言いながら慣れていったものです。

ベクタードローツールの基本は、やはりパスの描画とベジェ曲線の編集。アイコンを拾いながらツールを切り替えるよりも、やはりキーボードショートカットを駆使して使いたいものです。そこでパスの描画とパス編集機能に集中して操作系を研究してみました。

まず、ツールの切り替えに使うキーは次の4つ。
[P] … ペンシルツール(鉛筆)。フリーハンドでマウスで線を描きます。画面左上の「スムージング」スライダをこまめに調整しながら描きます。
[B] … ベジェツール。
[N] … ノードツール。(イラレ用語でいうアンカーポイントはInkscapeではノードと呼ばれます)
[Space]

パスを描くにはペンシルツールでフリーハンドで描いてから調整する方法、ベジェツールで描く方法の2種類がありますが、ペンシルツールで描いた場合は 「パスの簡略化」[Ctrl] + [L]でノードの数を減らしてから編集すると便利です。

肝心のパスのノード編集ですが、次のショートカットを覚えると一気にInkscapeが使いやすく思えてきます。すべてShiftキーとの組み合わせです。

[Shift] + [A] を押しながらノードをクリック … オート (自動スムーズ)
[Shift] + [S] を押しながらノードをクリック … スムーズ
[Shift] + [Y] を押しながらノードをクリック … シンメトリック
[Shift] + [C] を押しながらノードをクリック … コーナー

[Shift] + [J] ジョイント (選択した2つのノードを結合)
[Shift] + [B] ブレイク (選択したノードで破断)

[Ctrl] + [Alt] を押しながらノードをクリック … ノード消去
[Ctrl] + [Alt] を押しながら線分をクリック … ノード追加 (セグメント(線分)をダブルクリックしても同じ)









2011-08-06

LXDEでWindowsキーを高速なランチャーに仕立てる。

LXDEを導入したubuntuで、windowsキー一発でOpenBoxメニューを呼び出すようにした上で、こんな感じにカスタマイズしています。

まず、[win]キーを押したら、マウスのポインタの位置にこんな風にメニューが表示されます。

プログラム (P)
インターネット (W)
オーディオ (A)
グラフィックス (G)
その他 (E)
ビデオ (V)
------------
実行 (R)
設定 (S)
------------
デスクトップ
------------
Exit (U)

さらに[w]キーを押すとさらに下層のメニューがこんな具合に表示されます。
W…web、ということでインターネット関係のツールをまとめています。

W---(W) Firefox
(E) Thunderbird
(C) Chrominum
(F) Filezilla
(S) Skype


[win] - [w] - [w] の順番にキーを叩けばウェブブラウザ(firefox)が起動します。Enterキーを押す必要がありませんので、右手はマウスに手をおいたまま、左手はキーボードのホームポジションから移さずにウェブブラウザが開けます。

Eメールを読み書きしたいな、と思ったら[win]-[w]-[e]。

ubuntuでwindowsキーを使ってすばやくプログラムを起動する。

数年前から何度もインストールして遊んでみては諦めるという事を続けてきたLinux。今年の6月からubuntuをインストールしたノートPCを持ち歩き用兼サブノートにインストールして使い始め、ようやく慣れてきました。古参ユーザーからは厳しい評価も多いunityですが、プログラム名さえ覚えていればwindowsキーでランチャーを呼び出してタイプして、アイコンを選んで起動できます。今までどうしても馴染めなかったUIですが、初心者にとって間口の広いUnityのおかげで使う気になれたのだと思います。

ただ、Windowsで使い慣れたプログラム起動方法が使えず、Unity2Dを入れても軽快感がいまひとつのunityは私にとって問題です。いろいろとランチャープログラムを試しましたが、ホットキーで起動して、プログラム名などをタイプして最後にEnterキーを入力するタイプのものです。最後にEnterキーを押さないといけないのはとても不満です。

そこでWindowsで使い慣れた方法を再現することにしました。LXDEというデスクトップ環境にして、キーバインドとメニューをカスタマイズすれば実現できそうだということで試しました。結果は大満足。

まずUnityにかわってLXDEを導入します。

Ubuntuソフトウェアセンターで「LXDE」で検索してインストールを選びます。

インストールが完了したら、一旦ログアウトして、LXDEでログオンし直します。

LXDEで起動したら、キーバインドを編集します。

Windowsキーを押しながら[E]キーでエクスプローラーを立ち上げるように操作すると、PCManFMというファイルマネージャーが起動します。

/home/(ユーザー名)/.config/openbox にある lxde-rc.xml を編集します。アイコンを右クリックしてgeditなりleafpadなりエディタで開きます。

読んでみるとなんとなく理解できます。キーバインドをひとつ追加してみましょう。Windowsキーは大文字のWでも良いのですが、なんとなく"Super_L"にしました。Windowsキーを押したらroot-menuを表示しようというわけです。

<keybind key="Super_L"><action name="ShowMenu"></action>
</keybind><menu>root-menu</menu>

追加したらxmlファイルを上書き保存します。

Windwosキーを押してメニューが表示されますか?

デスクトップを右クリックして、「デスクトップの設定」を選び、「高度な設定」タブにある「デスクトップをクリックしたときウィンドウマネージャのメニューを表示する」にチェックを入れて「閉じる」で閉じます。
次にデスクトップを右クリックすると、メニューが表示されます。このメニューをWindwosキー一発で表示して、カスタマイズすることになります。



●メニューを編集する

/usr/share/lxde/openbox をPCManFMなどで開いて、menu.xmlを編集するのですが、root権限が必要です。
 ツール > 「rootユーザとして現在のフォルダを開く」を選んでからxmlファイルのアイコンを右クリックしてエディタで編集します。

または、[Ctrl] + [Alt] + [t] で端末を起動して、
  sudo gedit /usr/share/lxde/openbox/menu.xml
と入力します。