2013-03-25

Lubuntu 13.04 Beta 1を試す… PCManFMの使い勝手が向上。

Lubuntu 13.04 Beta1をVirtualBoxのゲストとしてインストールしてみました。

まず、壁紙やアイコンテーマが大きく変化しています。ベータ版のせいなのか、12.10のほうが垢抜けていたように思います。このあたりはいつもカスタマイズしているのであまり気になりません。

それ以外はデフォルトでインストールされるアプリケーション群も変わらず、特に変化が感じられません。表面上ほとんど実質的に何も変化がないように思ったら、デフォルトのファイラー、PCManFMの使い勝手が改善されていました。

キーボードショートカットでの操作性が良くなっています。PCManFMのサイドペインはディレクトリツリーと場所の切り替えができて便利ですが、これがCtrl+6, Ctrl+7で切り替えられます。サイドペイン自体も[F9]で表示/非表示の切り替えが可能に。
そして、「場所」に表示される「ブックマーク」も、ほとんどのウェブブラウザのキーボードショートカットと同じ[Ctrl]+[D]が採用されました。(今までウェブブラウザのノリで[Ctrl]+[D]を押しては、ブックマークが追加できないのを思い出していました)
ファイルの表示もアイコン:[Ctrl]+[1]、サムネイル:[Ctrl]+[2]、コンパクト:[Ctrl]+[3]、詳細表示:[Ctrl]+[4]、とMacのFinderライクに切り替えられます。
 細かい部分では右クリックのコンテクストメニューでプロパティ表示のアクセラレーションキーが[E]に割り当てなおされるなど、キーボード操作性が全般的に向上しています。

実はこのあたりの使い勝手の不満もあって、PCManFMをベースにカスタマイズ性を高めたSpaceFMが気になっていましたが、LXDEと同じ作者(PCMan氏)による標準のファイルマネージャーがバージョンごとに進化と熟成を続けているのはとても嬉しく、今後もLXDE+Openbox+PCManFMを使い続けて行こうという気にさせられました。

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