あまり使われていないWindowsキーだが、オイラはWinキーなしにWindowsを使えないまでになっている。
Windowsキー+[E]でエクスプローラを起動したりする以外に、Windowsキーに続けて順番にキーを押すことで任意のプログラムを起動できる。
スタートメニューの中にフォルダとショートカットを使いやすいように配置することで常用するアプリケーションはコンマ数秒以内に3キーストロークで起動することができる。
「スタートメニュー」にマウスのカーソルを合わせるなんてことは、数日に1回くらいなものだ。
オイラの場合、スタートメニューに次のフォルダをまず作る。Windowsキーに続く2ストローク目で、ソフトウェアの分類を決定するわけだ。
A Audio
E Misc
G Graphic
W Internet
V Video
Q Shortcuts
そして各フォルダの中にショートカットを配置する。ショートカット名は先頭に3キーストローク目となる半角英数を入れてリネームする。
たとえば "W Internet"フォルダの中はこんな具合。
A IE
W Opera
F Firefox
D メールソフト(サブ)
S Skype
T FTPクライアント
E メールソフト(メイン)
I インスタントメッセンジャー
としている。
メインで使っているwebブラウザがOperaなので、押しやすいように[Win],[w],[w]で起動するようにしている。メーラも[Win],[w],[e]と押すことで起動する。
マウスから右手を離さなくていいように、できるだけ左手のホームポジションに近いキーを割り当てるのがミソ。
他には、Eフォルダには分類外で良く使うソフトを入れているが、Windows標準の電卓を[Win],[e],[e]で起動できるようにしている。
よく使うフォルダをエクスプローラで一発表示したい時は、ショートカットキーを新規作成し、項目にC:\WINDOWS\explorer.exe /e,[開きたいディレクトリのフルパス]を入力する。単にフォルダのショートカットだけでは、階層がツリー表示されるエクスプローラの左ペインが表示されないからだ。([alt],[v],[e],[o]で表示できるけど面倒)
C:\WINDOWS\explorer.exe /e, "C:\Documents and Settings\All Users\スタート メニュー"
しかし、最近でもIBM時代のThinkPadや、ハイエンドの東プレのRealforceキーボードにしても、Windowsキーが無いというのが通向け、パワーユーザー用というような認識があるようにも思える。Windowsキーを使いこなしてる身からするともったいないと思う。確かにオイラもWindowsキーのキーボードが出始めた頃、間違ってWindowsキーを押したときに余計なものだと思った。それから2ヵ月後には上述のようにカスタマイズして便利に利用しはじめていたのだが。
Windowsキーは便利だが、PCのキーボードという普遍的な物に、一私企業であるMicrosoftのWindowsのロゴが付いているのには関心しない。PFUのHHKが菱形をWindowsキーに刻印しているがシンプルでいい。
Windowsキーはともかく、[Crtl]キーや[Win]キー、[Alt]キーの位置関係を狂わせているのに、メーカーや機種ごとで違うノートの[Fn]キー位置はなんとかならないものか。