2013-04-27

Lubuntu 13.04にアップデート

Lubuntu13.04に早速アップデートしました。

ベータで確認していた通り、PCMANFMのキーボードショートカットが使いやすいように変更されていて、使い勝手向上しています。

例によってOpenboxのメニュー関連のファイルがデフォルトに戻ったりしているので、
/usr/share/lubuntu/openbox
のファイルを削除します。

壁紙は12.10の落ち着いた感じからちょっと垢抜けないイメージになったのでこれも下記フォルダから編集。


/usr/share/lubuntu/wallpapers





普段使わないAbiwordやらGnumeric、各種アプリケーションがインストールされているのでこれらもアンインストールします。


2013-03-25

Lubuntu 13.04 Beta 1を試す… PCManFMの使い勝手が向上。

Lubuntu 13.04 Beta1をVirtualBoxのゲストとしてインストールしてみました。

まず、壁紙やアイコンテーマが大きく変化しています。ベータ版のせいなのか、12.10のほうが垢抜けていたように思います。このあたりはいつもカスタマイズしているのであまり気になりません。

それ以外はデフォルトでインストールされるアプリケーション群も変わらず、特に変化が感じられません。表面上ほとんど実質的に何も変化がないように思ったら、デフォルトのファイラー、PCManFMの使い勝手が改善されていました。

キーボードショートカットでの操作性が良くなっています。PCManFMのサイドペインはディレクトリツリーと場所の切り替えができて便利ですが、これがCtrl+6, Ctrl+7で切り替えられます。サイドペイン自体も[F9]で表示/非表示の切り替えが可能に。
そして、「場所」に表示される「ブックマーク」も、ほとんどのウェブブラウザのキーボードショートカットと同じ[Ctrl]+[D]が採用されました。(今までウェブブラウザのノリで[Ctrl]+[D]を押しては、ブックマークが追加できないのを思い出していました)
ファイルの表示もアイコン:[Ctrl]+[1]、サムネイル:[Ctrl]+[2]、コンパクト:[Ctrl]+[3]、詳細表示:[Ctrl]+[4]、とMacのFinderライクに切り替えられます。
 細かい部分では右クリックのコンテクストメニューでプロパティ表示のアクセラレーションキーが[E]に割り当てなおされるなど、キーボード操作性が全般的に向上しています。

実はこのあたりの使い勝手の不満もあって、PCManFMをベースにカスタマイズ性を高めたSpaceFMが気になっていましたが、LXDEと同じ作者(PCMan氏)による標準のファイルマネージャーがバージョンごとに進化と熟成を続けているのはとても嬉しく、今後もLXDE+Openbox+PCManFMを使い続けて行こうという気にさせられました。

2013-03-24

Macでも複数のdropboxアカウントを使う

Macでも複数のDropboxアカウントを同時利用してみます。

いろいろと方法があるようですが、Dropbox Encore というアプリケーションを使用しました。

まずは http://www.joyofmacs.com/software/dropboxencore/ から dmg形式のインストーラをダウンロードします。

アイコンをアプリケーションフォルダに移して2つめのDropboxアカウントを設定すれば完了。

自動起動については、「システム環境設定」から「ユーザとクループ」の「ログイン項目」のタブでログイン時に自動的に開く項目に「Dropbox Encore」を追加するだけです。

Dropboxフォルダの階層が紛らわしくならないようにするのと、仮想ゲストOSで共有しやすくするために、1つめと2つめのDropboxの使用フォルダを次のように変更しました。

Macのホームフォルダに/kyoyu というフォルダをつくり、そのなかに
/1BOX
/2BOX
というフォルダをつくり、それぞれ1つめと2つめのDropboxアカウントの使用フォルダに設定しました。


【VirtualBox上のLubuntuゲストで共有する】
上記の手順でホストマシンであるMac側で複数のDropboxフォルダが同期できるようになりました。mac側のフォームフォルダにある「~/kyoyu」を、VirtualBoxゲストOSのLubuntu側でも、同じ「~/kyoyu」にマウントさせられれば、前回デスクトップPCのLubuntuで設定したのと同じ階層でDropboxが同期できます。

VirtualBoxで共有フォルダとして設定します。このとき「自動マウント」オプションにチェックは入れず、「永続化する」だけにチェックします。

Lubuntu側にマウントする階層(~/kyoyu)をつくっておきます。

まずはコマンドラインから
sudo mount.vboxsf -o uid=1000 kyoyu /home/ユーザ名/kyoyu
で手動マウントできるかどうかを確認します。

無事マウントできれば、ログイン時に自動マウントさせます。 /etc/fstabを編集してみましたがうまくいきません。

sudo leafpad /etc/rc.local

で最後の行「exit 0」
の直前に次の1行を追加します。

mount.vboxsf -o uid=1000 kyoyu /home/ユーザ名/kyoyu
exit 0

ゲストOSを再起動して、自動的に ~/kyoyu以下が Mac側の~/kyoyuと同じ内容になっていました。これで普段デスクトップで使っているのと同じ階層でVirtualBoxのゲストが使えます。


Lubuntuで複数のdropboxアカウントを使う

2つのDropboxアカウントを同時に運用してみました。まずはLubuntuで。

ネット上の情報を参考すると、1つめのアカウントのインストールが済んだあとに、インストール先ディレクトリを指定して2つめ以降のアカウントをインストールすることで実現するようです。

1つめのアカウントは、特にインストール先ディレクトリを指定していませんので、
/home/ユーザ名/Dropbox にインストールされています。
2つめのアカウントを
/home/ユーザ名/Dropbox2 以降にインストールしてもいいのですが、VirtualBox等のゲストと共有したり、MacをホストにVirtualBoxのゲストで動作させているLubuntuなどで共有フォルダの階層を合わせやすくするために、

~/kyoyu/1BOX/ … 1つめのDropboxアカウントの使用フォルダ
~/kyoyu/2BOX/ … 2つめのDropboxアカウントの使用フォルダ

という階層をつくります。

まずはデフォルトのインストール先(~/Dropbox)で運用している1つめのDropboxアカウントの移設です。

あらかじめ移転先のフォルダを作成しておきます (~/kyoyu/1BOX/)

パネル上のアイコンをクリックして「Dropboxの基本設定」を開いて「詳細」タブを選び、「Dropboxの場所」の「移動」ボタンをクリックします。

ここで ~/kyoyu/1BOX/ を指定すると、~/kyoyu/1BOX/Dropbox以下にDropboxの使用フォルダが移ります。

【2つめのアカウントのインストール】
まず、インストール先のフォルダを作成しておきます (~/kyoyu/2BOX/)

HOME=$HOME/kyoyu/2BOX /usr/bin/dropbox start -i

でインストールを開始します。セットアップが完了し、~/kyoyu/2BOX/Dropbox 以下に2つめのアカウントのファイルが同期していれば、ひとまずマルチアカウントのインストールは完了ですが、ログインし直すと2つめのアカウントが起動していない状態になってしまいます。
HOME=$HOME/kyoyu/2BOX /usr/bin/dropbox start
をターミナルから入力して起動してもいいのですが面倒ですので、起動コマンドだけのシェルスクリプトファイルを作って、このシェルスクリプトに対応するデスクトップファイルを作成して自動起動フォルダに置くことで解決します。

ホームフォルダに以下の内容で「dropbox-2BOX.sh」というファイルをつくります。

#!/bin/bash
HOME=$HOME/kyoyu/2BOX /usr/bin/dropbox start

作成したら実行権限をつけておきます。

次に、デスクトップファイルの作成です。
PCMANFMでアプリケーションフォルダ(/usr/share/applications)を開いて、その中のDropboxのデスクトップフォルダを一旦デスクトップにコピーし、これをleafpad等のエディタで開いて編集します。

[Desktop Entry]
Name=Dropbox-2Box
GenericName=File Synchronizer
Exec=/home/ユーザ名/dropbox-2BOX.sh
Terminal=false
Type=Application
Icon=dropbox
Categories=Network;
StartupNotify=false

のように変更して保存。できたファイルを  ~/.config/autostart に置いて再起動して、無事2つめのDropboxアカウントが起動できていれば成功です。










2013-03-11

lubuntu 12.10 XmodmapでMacBook AirのCommandとAltを入れ替えてみる

MacBook AirにLubuntuを入れて使っていますが、どうもキーボードの配列がPCと違うのが気になって変更してみました。


~/に .Xmodmap ファイルを作り、


keycode 133 = Alt_L
keycode 64 = Super_L

と記述して保存。

LubuntuやUbuntuの以前のバージョンだと、起動時に読み込ませるためにもうひと手間必要だそうですが、12.10では.Xmodmapを作るだけで反映されました。

再起動して、Super_LとAltが入れ替わったのを確認できましたが、lubuntu-rc.xmlで設定しているはずのキーバインドがおかしな事になっています。

Super_Lとして動作するようにさせたAltキーを押しながら+EでデフォルトファイラのPCMANFMが起動するはずなのに起動しません。Option+Eでも起動しません。 Alt+Option+Eでやっと起動するという妙な事態に。

どうやら別な方法を探すしかなさそうです。

(追記、解決策です)

sudo /etc/xdg/lxsession/Lubuntu/autostart

で、最後に次の1行を追加するだけで良かったみたいです。 (2017.1.24 このやり方も古くなりました)
@setxkbmap -option altwin:swap_lalt_lwin

こちらの方法ではキーの組み合わせによる妙な挙動もなく、PCのキー配列を再現できます。

(2017.1.24)
※VirtualBoxのホストキーをデフォルトの左コマンドキーから右コマンドキーに切り替えておくこと。
※ Lubuntu 13.10以降はlxkeymapがデフォルトでインストールされなくなったので、任意でインストールしないといけない。
sudo apt-get install lxkeymap

autostartを編集して1行追記するというやり方は古くなってしまいました。16.10の環境では、
「設定」>「LXSessionのデフォルトのアプリケーション」 の「自動立ちあげ」タブで
setxkbmap -option altwin:swap_lalt_lwin」を入力して  「+追加」ボタンで追加しておきます。



LXDEのデジタル時計の表示

LXDEのパネルアプレットにある時刻表示。時刻以外に日付と曜日を表示するように設定しています。

時計表示を右クリックして、時刻表示のフォーマットに

%d(%a)%R

というように変更しています。

Windows 2000サービスを絞り倒す

Windows 2000のサービスで、ほぼ最小構成の状態。下に挙げたもの以外は無効にしている。

Application Management 手動
Background Intellingent Transfer... (BITS) 手動 (自動更新の際に再開)
COM+ Event System 手動
Computer Browser 自動 LANに接続するなら自動
DHCP Client 自動 IPアドレスを決め打ちにしておけば無効でOK
DNS Client 自動 IPアドレスを決め打ちにしておけば無効でOK
Event Log 手動のままにしておく (自動更新の際に再開)
Logical Disk Manager 自動
Logical Disk Manager Administrative Service 手動
Net Logon 「手動」 ドメインに参加する場合は「自動」
Network Connections 自動
Plug & Play 自動
Remote Procedure Call (RPC) 自動
Remote Procedure Call (RPC) Locator 手動
Removable Storage 手動
Security Accounts Manager 手動
Server 「手動」か「自動」
System Event Notification 「手動」
Windows Installer 「手動」
Windows Management Instrumentation 必ず自動
Windows Management Instrumentation Driver Extensions 必ず自動
Workstation LANに接続するなら、Computer Browserを自動にしたうえで手動にしておく。

Windows 2000をセットアップ後、各種アップデートが完了したら不要なサービスを停止している。自動更新をかける場合は自動更新、BITS、Event Logを再開すればいい。

Obkeyでopenboxのキーバインドを編集

openboxのキーバインドを変更するにはlubuntuの場合、 ~/.config/openbox/lubuntu-rc.xmlを編集するのですが、openboxのメニュー編集にobmenuを便利に使っているので、キーバインド編集もGUIツールで便利にできればいいなと思いobkeyを使ってみました。

もともとopenboxのキーバインドは、本来アプリケーション側で設定されているべき全画面表示がF11に割り当てらてれているなど、かなりお節介な仕様です。当然アプリケーション側のキーボードショートカットと干渉するので、不要なキーバインドを削っていく作業が欠かせません。



参考にしたのは下記のリンク。

http://openbox.org/wiki/Openbox:Community_portal

http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=192106

http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1883847


まず、下記のプロジェクトページから obkey-1.0.tar.gz をダウンロードして展開します。
http://code.google.com/p/obkey/
今回は展開したフォルダをホームディレクトリに配置してみました。
ターミナルで
cd ~/obkey-1.0
./obkey ~/.config/openbox/lubuntu-rc.xml
でobkeyが実行できます。 


2013-03-09

LXMEDを使おうと思ったけどうまく行かないのでAlacarteとMenuLibreを試す。

AlacarteとMenuLibreを入れてみました。

Lubuntu12.10でobmenuが起動しない→python-glade2を再インストで解決。

openboxのメニューをGUIで編集できるobmenuが、最近セットアップしたLubuntuで起動しないという問題を抱えてました。

端末で実行して返ってくるエラーを見てしらべました。

python-glade2をSynapticパッケージマネージャで検索して再インストール。

無事起動できるようになりました。

2013-02-24

MacBook Air + Virtualbox にLubuntuを入れてみた

MacBook Air 13インチ(非Retina / 2012)にLubuntuをインストールしました。

MacBook AirにVirtualBoxを導入して、ゲストOSとしてLubuntu 64bit AMDをインストール。インストーラは AMD 64bitのISOを。すんなりインストールが完了しますが、1024x768の解像度に固定されてしまいます。

VirtualBoxに用意されている「Guest Additionsのインストール」を試してみますが、1024x768のままです。ほかのデスクトップPC(非Mac)にインストールしたときは、ビデオメモリの割り当てを変更することで、この解像度の問題が解決した経験があるのですが、MacBook Airでは同じ方法が使えません。設定ファイルを書き換えたりしてもうまく解決できませんでした。

Synaptic-Package managerで"virtualbox-ose"等のワードで検索をかけて出てくる下記の2つをインストールすることで解決できました。

virtualbox-ose-guest-utuls
virtualbox-ose-guest-x11

さらに、 mozcとibusの設定に関しては、ibus-gtkがインライン入力の問題解決に有効になっていました。

2012-10-23

12.10にアップデート。KompozerのかわりにBluegriffonを入れる。

なんとなくLubuntuを12.10にアップデートしました。

menu.xmlとrc.xmlが例によってデフォルトに戻ってしまうので、デフォルトのフォルダにある両ファイルをリネームして再ログオンして解決します。

Ubuntu Oneの再インストールが必要だった以外には、Kompozerがリポジトリから消えてしまって削除されてしまいました。何かの間違いということではなく、Kompozerがメンテナンスされていないからというのが理由のようです。

後継には『bluegriffon』なるWYSIWYG HTMLエディタが紹介されていました。

http://bluegriffon.org


インストーラをダウンロードしたら、アイコンを右クリックして プロパティの「パーミッション」タブの「実行」を変更。

インストーラのアイコンをダブルクリックして実行。インストールする言語を選んでインストールします。

FireFoxのViewSourceWithのエディタに指定して使っています。


2013.2.26追記

上記のお気楽な方法でインストールしようと思ったらうまく行かないので下記の手順で実行しました。

ソフトウェアソースに
次のリポジトリを追加します。
deb http://mirror.informatik.uni-mannheim.de/pub/mirrors/getdeb/ubuntu/ precise-getdeb apps
 
 
ターミナルを開いて
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com A8A515F046D7E7CF
 
 
sudo apt-get update
sudo apt-get install bluegriffon
 
これでbluegriffonが使えるようになりました。
 
 
 


2012-09-30

Lubuntu 12.04にGoogle Driveを導入

Dropboxもいいのですが、Google Driveをもっと積極的に使っていこう!ということになりまして、GoogleDriveをLubuntu12.04に導入してみました。

前回のエントリーに出てきたドイツ語のページを参考に…。

sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
sudo apt-get update
sudo apt-get install grive
 
リポジトリを追加して、griveをインストールするだけです。
 
mkdir GoogleDrive
cd GoogleDrive/
GoogleDrive$ grive -a
 
ホームディレクトリ下に /home/(ユーザ名)/GoogleDrive というフォルダを作成したら、手持ちのGoogleアカウントで認証を取得します。
 
この段階で、自分のGoogleアカウントでログインしておくと作業がスムーズです。

grive -a を実行すると、認証コードを表示するURLが出てくるので、ウェブブラウザにコピーペーストして、「このコードをコピーし、アプリケーションに切り替えて貼り付けてください:」の下に表示されたコードをコピーして、今度はターミナルにペーストすれば、先程作成した/GoogleDrive/に同期されます。
 
意外と簡単でした。

obmenuなどなど

週末lubuntuをいじってたら、いくつか目ウロコな発見がありまして、手に馴染んできた感じがしました。

■ menu.xmlはコピーして使う!
今までmenu.xmlを、コメントアウトに書いてある通りホームの階層にコピーして使っていませんでした。忠実にコピーして、元のファイルをリネームして読みに行かせないようにして設定完了。


■ obmenuでカスタマイズし倒す!
sudo apt-get install obmenu
でobmenuをインストール。



■ メニューからエディタでmenu.xmlが編集できるように!
[win]-[s]-[m]の順にキーを打てばmenu.xmlが編集できるようにしました。
デフォルトのmenu.xmlのタグがobmenuで反映されないのでcommandのタグをexecuteに変更しました。



■ MSのデフォルトフォントを導入


■ LubuntuにGoogle Drive のクライアントを導入
まだ導入していませんが、ちょっとやってみます。
http://jkhofmann.dyndns.org/wordpress/?p=2535

2012-09-29

lubuntu 12.04 キーバインドとmenuのファイル

これまで、キーバインドとメニューの編集のために
/usr/share/lubuntu/openbox … 要root権限

~/.config/openbox  (/home/(ユーザ名)/.config/openbox)
にあるファイルをせっせと編集してきたのですが、どっちがどっちだかわからなくて困ってきました。
さらにはobmenuを入れてGUIでメニューを編集しようとしても、obmenuで目的のファイルが編集できないなどの問題を抱えていました。


/usr/share/lubuntu/openbox
にあるファイルは"編集しちゃダメ"とXMLの冒頭のコメントアウトに

Do not edit this file, it will be overwritten on install. Copy the file to $HOME/.config/openbox/ instead.

とちゃんと書いてあります。

ただし、この階層にある2つのxmlファイルが先に読み込まれても困りますので、リネームしておきます。良くないことかもしれませんが、とりあえず異常は感じられません。

$HOME/.config/openbox/
のほうで読み込まれるファイルは
menu.xml

lubuntu-rc.xml
の2つです。


2012-09-26

Lubuntu 12.04をイチからインストール

Lubuntu12.04をまたイチからインストールしてみました。 Ubuntuをインストールしてlubuntu desktop環境を導入するのではなく、LubuntuのインストーラCDからです。すんなりインストールして普段使っているように使えると思ったら、細かい部分で以前と同じ問題にはまってしまいました。



■Windowsキー(Super)でroot-menuにアクセスできるようにする
~/.config/openbox/lubuntu-rc.xml
(/home/ユーザー名/.config/openbox/lubuntu-rc.xml)
を編集。 権限は必要なく、そのまま開いて編集できます。
以下の項目を追加して、左windowsキーでOpenboxのroot-menuを表示してプログラムランチャーにします。


    <keybind key="Super_L">
        <action name="ShowMenu">
          <menu>root-menu</menu>
        </action>
    </keybind>

(※タグを全角で書き換えてます。コピーペーストする場合はご注意を)



■ 次にメニューを編集します。
windowsキーでメニューを呼び出しても、アクセスキーが設定されていなければ不便です。

/usr/share/lubuntu/openbox/menu.xml
を編集して、アクセスキーでメニューを選べるようにします。編集にはroot権限が必要なので、[Ctrl]+[Alt]+[T]で端末を開いて
sudo leafpad /usr/share/lubuntu/openbox/menu.xml
を入力して編集します。

試しに、Log Out を検索して、label の部分に (_U)と書き足します。

保存したら、root menuの System から Reconfigure Openboxを選びます。
この操作でOpenboxのメニューの設定ファイルが読み込まれてroot-menuの項目が更新されます。もう一度windowsキーを押すと、 Log Out (U)と、アクセスキーつきで表示されるはずです。


※ /usr/share/lubuntu/openbox/menu.xml は編集しちゃダメ、 ~/.config/openbox/ にコピーするようにとあります。


■ ibus-mozcの導入
お気楽にSynapticパッケージマネージャからmozcで検索してインストール。

■ インライン変換の不具合の修整
以前解決していた変換候補が入力位置から離れた場所に表示されている問題が再発。
前回のうまく行ったibus-gtk3をsynapticパッケージから導入しても解決しなかった。ibus-gtkのほうをインストールすれば解決しました。

■ パネルにibusアイコンが表示されない、mozcのアイコンが表示されない
ググって先人の知恵を拝借。Synapticパッケージマネージャからpython-appindicatorを入れて再起動。→無事解決!







2012-09-22

Lubuntu + Firefox + Viewsourcewith + KompoZerでWYSIWYG HTML編集

たまにHTMLのファイルをお気楽に編集したくなった時、KompoZerを使ってます。

Firefoxに「viewsourcewith」というHTMLソースを外部アプリケーションで開くための拡張機能を導入。KompoZerをインストールしたら、Firefoxのviewsourcewithの設定で、KompoZerのパスを指定します。

lubuntuだとKompoZerのインストール先がわからなかったので、端末を開いて which kompozerと入力、返って来た階層を指定してあげます。

これで[Ctrl]+[Alt]+[U]でいつでも開いてるページが編集できるようになります。

Lubuntu 12.04でキーボードレイアウトを切り替えたい

日本語と半角英数だけの入力なら、mozcとibusだけで全く問題ありませんが、他の外国語の勉強をしたいので複数のIMEとキーボードレイアウトを使い分けたいと思っています。

が、Ubuntu/unityではすんなり導入できますが、Lubuntu/LXDEではちょっと妙な様子です。まず、Lxkeymapが思い通りに動かないという大問題があります。他のキーボードレイアウトスイッチャーを捜しましたが、結局はコンフィグ関連(?)を編集しないといけない様子です。

どのキーボードレイアウトに設定されているかがわからないとマズいので、パネルトレイ(画面下のタスクバーみたいなモノ)を右クリックして「パネルのアイテムの追加・削除」を選び、「キーボードレイアウトスイッチャー」を追加します。

とりあえず実験にターミナルを開いて
sudo setxkbmap -option grp:alt_shift_toggle us,jp
と入力。

すると、USと日本語配列に[shift]+[alt]で切り替えられるようになりました。パネルトレイのキーボードレイアウトスイッチャーをクリックしても同様です。

このままですと、毎回ログオンの度にコマンドを打ち込まないといけないので、これを踏まえてあとは設定ファイルを書き換えればokです。

 sudo leafpad /etc/default/keyboard
で/etc/default/keyboardを開いて

 XKBMODEL="jp106"
XKBLAYOUT="jp,kh"
XKBVARIANT=","
XKBOPTIONS="grp:caps_toggle,grp_led:scroll"

みたいにしました。

http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1880168
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1968980
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1911677

http://en.islamabofarha.net/index.php/tutorials/80-lubuntulayswitch
http://askubuntu.com/questions/163087/lubuntu-12-04-right-alt-to-change-keyboard-layout-while-pressed-a-bug

2012-08-02

GS01(Dell Streak Pro)、「Data Enabler」ウィジェットでバッテリー消費対策

GS01はデータ通信やテザリング使用時にかなり熱くなってバッテリー消費が早い気がします。テザリングは最小限にしているものの、データ通信を必要な時だけに抑えるようにしてみました。

普通なら下のように4段階の階層で切り替えないといけないので、マメに切り替えるのは面倒です。

設定 → 無線とネットワーク → モバイルネットワーク設定 → データ通信を有効にする

そこで、アイコンをタップするだけでデータ通信のON/OFFができるウィジェット「Data Enabler」をインストールしました。インストール後にホーム画面を長タップしてData Enablerのウィジェットを追加します。

Wifi接続だけは、消費電力が少ないので常時オンにしています。キーボードを使う時だけBluetoothをオン。これで普段オフィスや自宅に居る間はWifiで通信。外出中でも携帯を操作する時だけデータ通信をマメに切り替えられるのでバッテリー消費が大幅に抑えられるようになりました。

とっても快適です。

GS01(Dell Streak Pro)/Android携帯にbluetoothキーボードをつなぐ

GS01にbluetoothキーボードをつなぐ実験をしました。

用意したものは任天堂DS用のキーボード。ポケモンタイピングにバンドルされているもので、単品でも2000円以下で買えます。

まずはペアリングの設定から。

「設定」アイコンから「無線とネットワーク」に入り、
「Bluetooth」にチェックを入れます。
その下の「Bluetooth設定」に入ります。
キーボードの[Fn]キーを押しながら電源をOn。
 「デバイスのスキャン」で任天堂キーボードを検出させます。
「Bluetooth端末」の項目に「Nintendo Wireless Keyboard」が出てきたらPIN(0000,1234)を入力するなどしてペアリングを完了させます。

日本語のBluetoothキーボードをAndroid端末で使えるようにするには2つ方法があります。
まず「BlueKeyboard JP」を試しました。

ひと通り問題なく使え、好みのIMEがそのまま利用できる点が良いのですが、広告を解除できる有償版が現在公開されていないようです。また、全角/半角の切り替えは[shift]+[space]です。

調べると、つい12日前に「Google日本語入力でUSBやBluetooth接続のキーボード(日本語配列含む)も使えるようになっているのを発見。早速乗り換えてみました。

Google Playから「Google日本語入力」をインストール。
好みの設定にカスタマイズしたら、普通にタイピングできました。

キーボードの認識が自動でできないのは不便。そこでGoogle Playから「Bluetooth Keyboard Easyconnect」を入れます。
インストールしたら「Bluetooth Keyboard Easyconnect」を立ち上げて、ペアリング済みのキーボードを選んでおきます。

一旦行えば、単純にキーボードの電源を入れるだけで15〜20秒くらいで自動的にキーボードを認識してくれます。

Google日本語入力とBluetooth Keyboard Easyconnectの2つだけで快適なキーボード入力ができるようになりました。